「人間関係」をテーマにした、初のオンライン交流会
2025年12月9日の19時00分より、「人間関係」をテーマとしたオンライン交流会を開催しました。
◆まずは「24時間以内の感謝」から
交流会の定番になっているのが、「24時間以内の感謝」を一言ずつシェアする時間です。
自宅でご飯を作ってくれる親への感謝
久しぶりに遊びに来てくれたご親戚とお出掛けしたこと
無事に目的地に行けたこと(翌日は事故で電車が止まっていた、という“運”への感謝)
研究発表がうまくいったこと など…
「すごく特別な出来事」ではなく、日常の中の小さな出来事を言葉にしていくことで、場の緊張も少しずつほぐれていきます。
◆テーマは「人間関係」。就労支援、バイト先、SNS…それぞれの“しんどさ”
本題の「人間関係」については、参加者それぞれが今直面している場面から、ぽつぽつと話が出てきました。
ー就労支援の仲間との「安心」と、その先への不安
就労移行支援に通っているという参加者は、こんな不安を話してくれました。
・同世代の人が多くて、今の支援の場はとても話しやすい。
・でも、ここを卒業したら、また昔みたいに仲間外れにされたりしないか不安…。
今の居場所が安心できるからこそ、「この先も、こんな人間関係を築けるだろうか?」という不安が顔を出します。
ーバイト先で初めて気づいた「生理的に合わない人」
観光地でリゾートバイト中という参加者は、こう話してくれました。
どんな人とも、わりと話せるタイプだと思っていた
でも今回、初めて「どうしても相性が合わない人」に出会った
相手は意地悪というわけではないけれど、一緒にいるとしんどくなる
それをきっかけに、
「“生理的にムリ”って、単に性格が悪いとかじゃなくて、
自分の脳や感覚が教えてくれる“サイン”なのかもしれない」
という話にも発展しました。
ー声をかける/かけられる、LINEを交換する/しない問題
もう一つ盛り上がったのが、「距離感」の話です。
バイト先の同僚や常連さんと気軽に話すのは好き
でも、LINEを交換した途端、急に距離が近くなって戸惑うことがある
声をかけられて、ついて行ったらビジネスや宗教の勧誘だった経験
相談していた先輩から、急に「ご飯行こう」「二人で会おう」と誘われ、断りづらくなる… など
「話しかけられるのは嫌いじゃない。でも、その先をどう線引きしたらいいか分からない」
そんな悩みは、特に女性参加者の間で「あるあるだよね」と共感を呼んでいました。
中には、
「彼氏がいる設定」でやんわり断る
「これ以上は連絡先はちょっと…」と、勇気を出して言う
バイト先なら、先輩や第三者に相談してシフトをずらしてもらう
といった、ちょっとした“距離の守り方”の工夫も共有されました。
◆「自分の感覚を信じていい」という確認
話が進む中で、何度か出てきたキーワードが「直感」や「本能」です。
生理的に合わないのに、「自分が大人じゃないだけだ」と我慢し続けて、後からとてもつらい思いをした経験
「何もされてないから」と自分の感覚を否定してしまいそうになること
でも、経験を重ねる中で、「最初の違和感は、意外と当たっていた」と気づいてきたこと
そんな話を受けて、
「“イヤだな”と感じる感覚を、もう少し信じてみてもいいのかもしれない」
という、ゆるやかな合意のようなものが場に生まれていきました。
◆「当たり前」の違いがしんどさを生むことも
人間関係の話は、いつの間にか「文化」「空気」の話にも広がっていきました。
海外で生活したことのある参加者が、日本の“空気”になじめず、逆差別のような扱いを受けたこと
学校では「授業中に飲み物を飲まない」が当たり前だった世代と、今の小学生の「授業中でも水筒OK」という感覚の違い
「自分がおかしい」のではなく、「育ってきた環境や“当たり前”の基準が違うだけ」という視点が出てくると、少しだけ肩の力が抜けた、という声もありました。
◆正解を探す場ではなく、「一緒に考える」場として
この日の交流会で、何か一つの「答え」が出たわけではありません。
LINEを交換するべきかどうか
どこまで人を信じるか
生理的に合わない相手と、どう距離を取るか
職場や学校で、自分の「当たり前」と違う文化とどう付き合うか
どれも、状況や相手、自分の体調によって変わります。
だからこそ、
「自分だけが悩んでいるわけじゃなかった」
「こういうとき、みんなはどうしてる?」と聞ける場所がある
ということ自体が、この場の価値なのかもしれません。
◆これからの「人間関係テーマ回」について
今回のオンライン交流会をきっかけに、週1回程度は「人間関係」をテーマにした回として続けてみよう、という話になりました。
友達づくりのこと
SNSやオンラインでの距離感
大学やアルバイト先での人付き合い
家族との関係 …など
人間関係にまつわるモヤモヤを、
「ちゃんとした相談」でなくても、雑談レベルから持ち寄れるような時間にしていきたいと考えています。
◆おわりに
人間関係の悩みは、とても個人的で、誰にも言いづらいものでもあります。
一方で、「実は似たようなことで悩んでいる人が、こんなにいるんだ」と知れることも、安心につながります。
今回のオンライン交流会も、
笑いあり
ちょっと重たい経験の共有あり
小さな工夫や「こうしてみようかな」という前向きな一歩あり
そんな、やさしい時間になりました。
今後も、GATE-C では、障害のある学生・若者たちが、
人間関係や働くことについて、安心して言葉にできる場を続けていきます。
興味のある方は、ぜひ次回、ふらっとのぞきに来てください。
◆参加方法
LINEオープンチャット「1週間がんばろう&おつかれさま会(ぐるり)」にご参加ください。

※ご不明点がございましたら、
GATE-C事務局(株式会社ここだな内)< career_assist@kokodana.co.jp >
までお気軽にお問い合わせください。
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