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2023年12月16日、障害のある2025年卒業予定の学生を主な対象としたオンラインプログラム「GATE-Cオンラインフェア2023ウィンター」を開催しました。

幅広い業界から、ダイバーシティに取り組む企業10社が参加し、学生は1日で最大8社の企業説明や障害の特性に応じた配慮の現状などについて聞くことができる本プログラム。開催レポートをお届けします。



◆プログラム概要

<参加学生>
オンラインツールでの参加が可能な障害のある学生:【第一部】14名/【第二部】14名
※全学年参加可能
※手帳所持・申請中または申請を考えている方


<参加企業>
【第一部】全日本空輸(ANA)、パナソニック コネクト、ブイキューブ、マイクロンメモリ ジャパン、楽天ソシオビジネス
【第二部】LITALICO、テイエルブイ、日本特殊陶業、三井物産ビジネスパートナーズ、ヤクルト本社


<プログラム>
【第一部】:10時00分〜13時30分
【第二部】:14時30分〜18時00分

以下のタイムスケジュールで、1コマ45分×4コマで企業説明を実施

第一部
(10:00-13:30)

第二部
(14:30-18:00)

1コマ目

10:00-10:45

14:30-15:15

2コマ目

10:55-11:40

15:25-16:10

3コマ目

11:50-12:35

16:20-17:05

4コマ目

12:45-13:30

17:15-18:00



◆プログラム詳細

本プログラムは、幅広い業界から、ダイバーシティに取り組む企業10社が参加し、学生は、第一部、第二部の各部につき4社、1日で最大8社の企業説明を聞くことができるというものです。 

学生は、ハンドルネームの参加が可能。カメラオフでの参加もOKで、多くの学生は、匿名・顔出しなしで参加しました。

1社(1コマ)あたりの説明時間は45分。各社は主に次の内容を説明・紹介しました。

  • 事業概要

  • 障害者雇用についての考え・現状(採用実績、配属部署、具体的な配慮例など)

  • 障害のある社員の仕事紹介(業務内容、1日のタイムスケジュールなど)

  • 質疑応答

  • 2025年卒学生向けインターンシップ・会社説明会の実施予定

参加企業10社は、障害者雇用と一般雇用を分けている企業、分けていない企業、特例子会社など様々で、障害者雇用と一般雇用を分けている企業においては、両者の業務内容や給与などの違いの有無についての説明も行われていました。

障害のある人の雇用に関する考えや働く環境については、10社それぞれに特徴が見られましたが、多くの企業に共通していたのは、採用面接や内定後の面談などで一人ひとりの強みや特徴、求める配慮についてヒアリングを行い、本人の力が発揮できる配属や必要な配慮を行う方針であることです。

また、

  • 業務でのチャレンジを歓迎・後押しする風土がある企業

  • 必要な配慮をした上で障害のない社員と同様に担当業務を任せ、成果を出すことを求める企業

  • 特定の分野のスペシャリストとしてキャリアを築けるようその分野に従事する期間が長くとられている企業

など、仕事で求められるものやキャリアのあり方、組織風土などについても1社1社に特徴が見られました。

さらに、障害のある社員の方による仕事紹介では、仕事内容や1日のスケジュール、受けている配慮だけでなく、自身の障害をどのように周囲に周知したかや、サポートや配慮が不十分だったときにどのように声を挙げたかといった話をされる方もいました。

また、今回のプログラムの特徴の1つが、障害のある学生の採用に積極的に取り組んできた企業に加えて、これから力を入れて取り組もうとしている企業も参加していたことです。その中には、今後採用に力を入れていく上での意気込みや具体的な方法について説明する企業もありました。

各コマには質疑応答の時間も設けられ、学生から次のような質問が挙がりました。

ー参加学生からの質問

  • 貴社を志望した理由を教えてください。

  • 貴社への入社の決め手は何でしたか?

  • 貴社での仕事のやりがいを教えてください。

  • エンジニア採用を希望する際、学生時代に身につけておいた方がいいスキルはありますか?

  • 貴社で働く上で有利になる資格はありますか?

  • 勤務地の希望は聞いてもらえますか?

  • 自分の障害について理解を深めるためにどんなことをしましたか? など

企業によって、事業内容も、担当業務も、仕事に対する考え方も、働く環境も異なります。学生の皆さんには、今回のプログラムのような機会を活用して、ぜひ自分の希望に合う企業や、自分の強みや良さを生かせる企業を見つけていただきたいと思います。

最後に、参加した学生からの感想を紹介します。



◆参加学生からの感想

ー良かった点

  • 今まで知らなかった業界・企業を詳しく知ることができた。新たに気になる業界を見つけることができた。

  • 障害を持つ学生の雇用に積極的な企業、障害に理解のある企業が参加していると感じた。

  • 説明の話し方の速度が聞き取りやすく安心感があった。説明が明確でわかりやすかった。

  • 少人数なので、企業の担当の方に不安や疑問等、気になったことを手軽に聞けた。雰囲気が和やかで、チャットでの質問も利用もしやすかった。質問に詳しく答えてもらえた。

  • 実際に障害を持って働いている社員の方が話す時間が長くとられていて、配慮の伝え方で失敗したことや実際にどのように配慮してもらって働いているかを詳しく説明してもらえてとても良かった。

  • 障害者と健常者で差別しない、対等に扱ってくれる企業、フレックスタイム制や在宅勤務など働きやすい環境を整備している企業、社内に薬局があったり、カウンセラーがいたりと安心して働ける企業を知ることができた。

  • 理系の働き方がわかった。

  • 自分の持っているスキルと自分の状況を合わせて、今まで考えてなかった、新しい業界へチャレンジする選択肢が増えた。


ー残念だった点、不安に感じた点

  • 障害を持つ学生や社員といっても人によって様々なので、障害としてひとつにくくるのではなく、精神障害・身体障害・内部障害など分かれて話をきけたらいいなと思う。

  • 理系の有名企業がやや物足りなく感じた。

  • 参加して良かったが、障がい者への特別な配慮などのお話をあまり聞けなかった。

  • 給与面が少し気になった。

  • 自分の専門性を具体的にどう生かせるかをもっと聞けば良かった。

  • 障害者雇用をし始めたのが、去年からという事でノウハウが少ない点が不安に感じた。

  • 質問できる時間がほとんどなかった。

  • 自分の状況を具体的に説明して、企業に本当にマッチしているか聞けば良かった。

  • もっと事前準備をして質問をすれば良かったと後悔した。

  • 業務内容をもっと詳しく聞けば良かった。

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