GATE-CのPodcast「ここだから話せる 『障害のこと、しゃべろ』」の対談企画。今回のゲストは、大学院を経て一年間の就労を経験し、現在は就労移行支援事業所に通うmrxさん。相手の感情を察することの難しさや、言葉の受け取り方について、率直な言葉で語ってくれた回です。
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「自由には責任が伴う」は本当に窮屈か
mrxさんが冒頭で切り出したのは「自由」という言葉について。責任を自覚してこそ自由は成り立つ、無秩序な自由は危ういという考えに、管理人から「それは少し窮屈じゃないか」と切り込みます。責任という言葉の重さをどう捉えるか、そして「思うことの自由」と「行動の自由」の境界線はどこにあるのか。挑戦することそのものは自由だと語るmrxさんの言葉の奥には、これまでの経験が透けて見えます。
「目的語がないとわからない」ことの意味
察することが苦手というmrxさん。具体的なエピソードとして挙がったのは、家庭内での何気ない一言や、職場での「これ引き継ぎしといて」という指示。目的語のない言葉から意図を汲み取ることの難しさが語られます。ただし管理人は、それを本人の特性だけの問題とせず、指示を出す側の伝え方にも目を向けます。省略を好む日本語のコミュニケーションのあり方そのものに、話は広がっていきました。
「経験は絶対値」という考え方
この対談で最も印象的なフレーズが、mrxさん自身の言葉で語られる「経験は絶対値」という考え方です。プラスの経験もマイナスの経験も、結果論に過ぎず、そこに至るまでに得たものの大きさこそが本質だという視点。大学時代に数学を専攻していたという背景も交えながら、退職という経験をどう受け止めているのかが明かされます。ニュータイプ論になぞらえた優しさの連鎖の話も必聴です。
自分なりの三種の神器とセルフケア
聴覚過敏への対策としての耳栓、寒暖差を調整する工夫、そして何より大切にしている睡眠。それぞれに込められた理由や、睡眠導入剤との付き合い方まで、日常を整えるための具体的な工夫が語られます。
18歳の自分に伝えたいこと、そして誰の言葉なら当時の自分に届いたかという最後の問いには、意外な答えが返ってきました。
言葉のトーンや間合い、笑いを交えたやり取りの温度感は、文字だけでは伝えきれません。ぜひ本編でお楽しみください。
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