◆序章 ~はじめに~
皆さんはじめまして!くまと言います。
今日は、私が吹奏楽サークルに所属していた3年間を、できるだけわかりやすく伝えようと思います。楽しかったことや大変だったことなどを、自分の特性を交えて紹介していきます。
これを見てくださった皆さんが、次への一歩に繋がるようなお手伝いが少しでもできたらいいなと思っています。私は物語形式で書いていくので、1冊の本を手に取るような形で読んでいただけると嬉しいです。
できるだけ実話をもとに作っていますが、私の記憶を頼りに書いているため、一部事実と異なる部分があるかもしれません。その点については、ご了承くださいますようお願いいたします。
◆第1章 ~孤独のスタート~
2022年春。新型コロナが落ち着きつつある中でもまだマスクが欠かせなかった頃、僕は大学生になりました。新しい学校、新しい勉強、新しい友達。何から何まで新しいものだらけでした。
入学式とオリエンテーションが終わって間もない頃、僕は吹奏楽サークルに足を踏み入れました。吹奏楽に関わるのは、中学2年で辞めて以降約5年ぶりのことでした。
久しぶりのマイフルートと共にサークルにやってきた僕。先輩たちに案内されて見学する中、衝撃な事実が判明しました。
「今は、フルートを吹いている子は誰もいないんだよねぇ…」
なんと、サークル内にフルート奏者がゼロというまさかの事実が判明したのです。
ここから、ゼロから始まるフルートパートが誕生したのでした。
なんだかんだで吹奏楽サークルに入部した僕は、このサークルで最初の演奏会のお誘いを受けました。内容は「他大学の吹奏楽サークル及び吹奏楽部と共に演奏する」というものでした。
当時はサークル内で同級生の友達が続々と増えている最中だったので、先輩や友達から、
「くま君は演奏会に出演するの?」
「一緒に出ようよ!」
と何度も誘われました。
しかし、僕が出した答えは、「参加しない」でした。
当時の僕は約5年のブランクがあり、そもそもあまり上手なほうではなかったため、演奏会に参加することで実力がないことを証明されて、相手にされなくなる可能性があったからです。リスクが大きい中で演奏会に参加するのは難しい。中学の時のトラウマがここに来て蘇りそうになりつつありました。
最初の演奏会を断った僕は、独学でフルートのスキルを磨いていました。基礎的なことを振り返ったり、ソロの曲を吹いてみたり、いろんなことをのびのびとしていました。
そして時は流れていき、1年生の前期が終わりました。
◆第2章 ~演奏会とダンスと色違いのマリル~
1年生の後期に入ったころ、新たな演奏会のお誘いがやってきました。大学の学園祭(文化祭)で演奏会をするというものでした。最初の演奏会を断ってからある程度吹けるようになっていたので、僕は学園祭の演奏会に出演することにしました。だだ、「独学で練習している状況で学園祭に出演するのは限界がある」と感じたので、ヤマハ音楽教室のレッスンを受けることにしました。
こうして、幼少期にピアノを教わって以来約11年ぶりにヤマハ音楽教室にやってきました。店舗は違うものの、ピアノを習っていた時に感じたものとほぼ同じ雰囲気を感じました。そこで、岡山で活躍されているフルート奏者のM先生に、フルートの基礎的なことや、学園祭で披露する楽曲のことなどを教わりました。
M先生はとにかく優しくて、ミスした箇所をすぐに修正できたときは、
「くま君上手いね~」
「飲み込みが早いねぇ~」
と褒めてくださいました。ちなみにM先生とは、なんだかんだでレッスンを辞めてしまった今でも繋がりがあり、僕の憧れの存在です。
演奏会の楽曲の練習が始まりつつあった頃、同級生の友達からあるお誘いを受けました。
「後夜祭でダンスをしたいと思っています!一緒に出演しませんか?」
学園祭の最後に後夜祭があって、吹奏楽サークルはそこでダンスをすることになったそうです!ただ、ダンスをするには人数が少ないそうで、出演したい人を探しているとのことでした。
僕は、高校の頃から推しの影響でダンスに興味があって、高校の文化祭でのダンスがすごく楽しかったことから、後夜祭のダンスに出演することにしました。
ダンスの曲は、BTSのbetterとMAMAMOOのHIPの2曲を披露することになりました。BTSの曲は聴いたことがあるぐらいで、MAMAMOOの曲ははじめましてでした。誘われた友達から教えてもらいながら、少しずつ形になっていきました。
もちろん、演奏会の曲も練習を重ねていき、楽しみながら演奏していました。
そして、学園祭当日。
吹奏楽サークルは2日目に屋外ステージで演奏会と後夜祭のダンスをすることになっていて、1日目は各々でのんびり過ごしていました。
すると、先輩がゲームを持ってきていたらしく、控え室で一緒に遊ぼうと誘っていました。僕はたまたまゲームを持ってきていたので、先輩たちに混ぜてもらって、当時発売されたばかりのポケモンのゲームをプレイしました。
先輩たちと一緒にゲームをプレイしていると、奇跡が起きました。なんと、とてもレアな色違いのポケモンがのっそのっそと歩いていたのです。それを見た僕はもちろん、先輩たちも大興奮!苦戦しながらも、何とかゲットすることができました。
色違いのポケモンが出現する確率は、なんと約0.024パーセント!まさに奇跡でした。
ちなみに、出てきた色違いのポケモンは、マリルという水タイプのポケモン。普通のマリルは青色ですが、色違いのマリルは緑色でした。
いよいよ本番、2日目がやってきました。
たくさんのお客さんの前で演奏するのは久しぶりだったので、緊張すると思いきや全く緊張しませんでした。むしろ、ものすごく楽しかったということを今でも覚えています。
「パラダイスハズノーボーダー」や「学園天国」を始め、たくさんの曲を演奏しました。
途中、司会にチャレンジする場面もありました。司会のときは緊張して手が震えていました。でも、何とか原稿を読むことができました。
演奏会が無事に終わり、後夜祭の時間がやってきました。
後夜祭の時間になってもまだまだたくさんの人が会場にいたので、すごく嬉しかったです。
僕のダンスは初心者なのでちょっと下手でしたが、楽しくダンスすることができました。ダンスのメンバーの人たちもすごく楽しかったと言っていたので、嬉しかったです。
ダンスの本番前に、集合写真を撮影しました。すごくいい感じに撮れた気がしました。
さてさてお待ちかね、打ち上げのお時間になりました。
場所は、駅の近くの焼き肉屋さん。先輩たちが事前に、団体用のテーブルを予約してくださっていました。誕生月ごとにわかれて一緒に食べることになりました。
その時に行った焼き肉屋さんは2回目だったのですが、すごく美味しいお肉で今回も楽しみにしていました。その期待通りの美味しさで、嬉しかったです。
先輩たちとのお話も盛り上がりました。どんなお話をしたのかは覚えていないのですが、学祭の感想や個人的な話題など、たくさんお話したのを覚えています。
こうして、2日間に渡る僕の最初の学園祭が終わりました。
~インターバル~
ここまで読んでくださった皆さん、ありがとうございます。
物語はまだまだ続きますが、今回はここまでです。
さて、次回は第3章から。2年生の物語となります。
新しく後輩たちが登場し、さらなる発展をしていきます。
次回もどうぞ、お楽しみください。
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